みんなで翻刻との連携を開始しました！ | 琉球･沖縄関係貴重資料デジタルアーカイブ

2021-01-06

みんなで翻刻

くずし字読解プロジェクト「みんなで翻刻」との連携を開始しました。翻刻とは、くずし字で書かれた資料を楷書体におきかえていくことです。

プロジェクトに参加することで、琉球・沖縄に関連したさまざまな資料の翻刻に取り組むことができます。くずし字に興味はあるけれども、勉強したことがない、あまり自信がないという方向けにくずし字の学習アプリの提供やAIによるくずし字認識機能、添削依頼機能などが備えられています。

くずし字学習支援アプリ

現在は、ハワイ大学所蔵阪巻・宝玲文庫や琉球大学所蔵の仲原善忠文庫から、資料143点の画像を提供しています。提供する資料は今後もさらに追加予定です。対象資料は、当デジタルアーカイブを「みんなで翻刻」というキーワードで検索することでも確認することができます。

関東大震災や第2次世界大戦などにより、戦前の琉球・沖縄関係資料は多くが失われています。これらを潜り抜けた貴重な資料を通じて、ぜひ琉球・沖縄の世界の一端をのぞいてみてください。
また、翻刻されたテキストデータは、当デジタルアーカイブでも活用させていただく予定です。

みんなで翻刻とは

国立歴史民俗博物館、東京大学地震研究所、京都大学古地震研究会を中心に進められている市民参加型のくずし字翻刻プロジェクトです。翻刻されたデータは、地震研究を中心に役立てられています。