一生之涯*ニ*相成風侭流行
一夜一日*者*無食ニ而取計相給へ道そ
いつ地*ニ而*も着船有之度
普天満権現并観音堂
沖之寺波上之寺住吉めい之
しんやかさあ*江*御願仕いつく之
邊迄走延候哉も不相分
十方を失至極大波之灘*ニ而*
此躰*ニ而者*船*茂*難相保最早
溺死之場合*ニ*立至り候哉*与*
心中悶入悲嘆無此上然申
此節之旅*者*
主君御帰國美御迎
為可奉窺 御機嫌
罷登候付*而者*
上天*茂*御感應被為在

最終更新日 / last updated date

引用の際には以下の情報を参考にご利用ください。

『書簡』宮良殿内文庫MI213(琉球大学附属図書館所蔵), https://doi.org/10.24564/mi21301