琉球方言における音韻変化の現象III

解説

琉球方言におこった音韻の変化の現象について研究された初期の研究ノートのようである。「琉球方言におこった音韻の変化の現象」IとIIの資料があり,この資料を発展,詳述している。今帰仁方言を中心に,特徴的な音韻変化について地域の方言の例がとりあげられている。
【目次】
目次
母音について
今帰仁方言の母音・子音一覧表
今帰仁方言の語頭母音の無声化
今帰仁方言のカ行子音のh音化
標準語のフ・ホに対応する各地の方言形
今帰仁方言のp音
ti→tʃi→ʃi→hiの変化
tu→tsu→tʃu→tʃi→ʃi→hiの変化
tsa→ sa→saの変化
各地域の同化現象
今帰仁方言の同音意義の語
m→bの変化
促音
何れにも発音される語
敬語
脱落現象
r→jの変化
i→nの変化
標準語のタ行に対応する方言
標準語のサ行に対応する方言
音韻変化について注目すべき点
今帰仁方言の無声化現象
今帰仁方言の省略現象
同化作用
異化作用
脱落作用
音韻交替
玉城村字奥武方言の音韻体系
八重山の音韻
宮古方言
標準調査表の項目一覧
与那嶺方言のアクセント
動詞終止形の方言形
与那嶺方言形容詞一覧表
形容詞語尾の方言形
与那嶺方言形式名詞の一覧
与那嶺方言助詞の一覧
代名詞の方言形
琉球方言音韻一覧表
与那嶺方言モーラ語例一覧
琉球方言の音韻の特徴

責任表示
Statement of Responsibility
仲宗根, 政善
言語
Language
日本語 / Japanese
キーワード
Keywords
【その他】

引用の際には以下の情報を参考にご利用ください。 / When citing materials, please use the following information as a reference.

『琉球方言における音韻変化の現象III』仲宗根政善文庫NS006(琉球大学附属図書館所蔵), https://doi.org/10.24564/ns00601