解説

標準語,日本語古代語の助詞についての記述研究と,今帰仁方言の格助詞の一つ一つについて,詳しく用法を記述。他の地域の方言の格助詞,おもろ語,琉歌語の助詞について比較研究している。
【目次】
古典語の意味を残す語彙
〔か考〕
国語にあって琉球方言にない助詞
単語の分類表
玉城村奥武島方言の各助詞と用例
格助詞,「こそあど」の調査 (八重山鳩間,宮古,首里,大宜味喜如嘉,今帰仁,伊是名)
今帰仁方言以外でみつかる係助詞
格助詞一覧
今帰仁方言以外でみつかる格助詞
格助詞 (nu) の用法
格助詞(ga)と(nu)の用法 (八重山鳩間方言と那覇方言の場合)
格助詞(ga)の用法
格助詞(nee) の用法
格助詞(neeτi)の用法
国語の助詞「に」に対応する各地の方言形,おもろ語
格助詞(ni)の用法
「百控琉歌」の助詞(二)・「に・と」など・(野原三義)
方向をしめす格助詞「へ」
格助詞 (kaτi)の用法
格助詞(tƷi)〈で〉の用法
格助詞(tƷi)〈へ〉の用法
格助詞 (τu)の用法
格助詞「を」について
格助詞 (ba) の用法
格助詞「い」について
格助詞「つ」について
格助詞「な」について
格助詞(kara,ra,tƷara)の用法
格助詞 ('jooκa)の用法
格助詞 (di) の用法

責任表示
Statement of Responsibility
仲宗根, 政善
言語
Language
日本語 / Japanese
キーワード
Keywords
【その他】

引用の際には以下の情報を参考にご利用ください。 / When citing materials, please use the following information as a reference.

『助詞II -格助詞-』仲宗根政善文庫NS055(琉球大学附属図書館所蔵), https://doi.org/10.24564/ns05501