眞喜屋稲嶺弐ヶ村針竿仕付抱護日記

タイトルヨミ
マキヤ イナミネ ニカムラ ハリサオ シツケ ホウゴ ニッキ
Romanaized title
makiya inamine nikamura harisao shitsuke hōgo nikki
解説

風水によって、真喜屋・稲嶺の2村を囲む抱護林の測量(針竿)、真喜屋村の前道の設定、稲嶺村の外兼久の大囲い等の測量をし、新規に抱護の植樹をした際の文書である。風水上、真喜屋村の前道を設定し維持することが重要とする風水師・神山の判断に従い、約2mの大道を作った。今後この設定に違犯した者へは科米の処罰をするという協議も行われた。植樹の場所と範囲が正確に測量されており、当時の測量技術の具体的運用という点でも興味深い史料である。

言語
Language
日本語 / Japanese

引用の際には以下の情報を参考にご利用ください。 / When citing materials, please use the following information as a reference.

『眞喜屋稲嶺弐ヶ村針竿仕付抱護日記』島袋源七文庫SI004(琉球大学附属図書館所蔵), https://shimuchi.lib.u-ryukyu.ac.jp/collection/shimabukuro/si00401