タイトルヨミ
ショウモン ツヅリ
Romanaized title
shōmon tsuzuri
解説

羽地間切の真喜屋・稲嶺村の仕明地に関係する5点の証文類からなる文書である。「仲田の大城筑登之」から真喜屋・稲嶺村へ納入された模合仕明の口米(2斗8升)を確かに受領したこと、後年上記の土地を村側が返還要求を行わないことなどの誓約文言が記載されている。真喜屋村は272名、稲嶺村は45名が連印しており、爵位(親雲上、筑登之、にや等)を持つ者は黒印や朱印で押印し、無爵位の者(まつ宮里等)は墨の拇印での押印という区別が見られる。また、これらの開墾地は、村内の者へ転売されていた状況も判明するなど、農村内での売買や村への納入状況が判明する文書である。

言語
Language
日本語 / Japanese
形態
Physics
27.1×19.8cm

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『証文綴』島袋源七文庫SI013(琉球大学附属図書館所蔵), https://shimuchi.lib.u-ryukyu.ac.jp/collection/shimabukuro/si01301