〔大城仁屋元祖成行之次第〕

タイトルヨミ
ウフグスクニヤ ガンソ ナリユキ ノ シダイ
Romanaized title
ufugusukuniya ganso nariyuki no shidai
解説

今帰仁間切勢理客の「上の大城にや」の元祖以来の経歴や拝所などをまとめた私文書である。原本は湧川清栄所蔵本を比嘉春潮が書写し、それをさらに島袋源七が昭和25年(1950年)に筆写したもの。表題は仮のものであり、(1)嘉慶11年に作成された「元祖行成之次第、方々御拝所、井川水撫所、諸事日記」、(2)今帰仁間切の惣山当役への就任に関わる覚写(道光21年)や自身の勤務歴を記した「勤書」などからなる部分、(3)祖先祭祀などに関わる、道光28年作成の「屋我名先祖相尋候由来記」(屋我名は墓所の所在するハル名)から構成されている。祖先祭祀に対する地方での展開を知ることのできる文書である。(豊見山和行)

責任表示
Statement of Responsibility
島袋源七[写]
言語
Language
日本語 / Japanese
年代
Date

1950[写]

形態
Physics
26cm

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『〔大城仁屋元祖成行之次第〕』島袋源七文庫SI027(琉球大学附属図書館所蔵), https://shimuchi.lib.u-ryukyu.ac.jp/collection/shimabukuro/si02701