原忠順宛秀次書簡 / A letter from Hideji to Hara Tadayuki

粛啓 昨七日午後七時道中
御障も御座なく御着京被遊
候電報に接し奉恭賀候扠
而失礼には存候得共席立おり申上候
去る三日御出立の節浜まで御送
り申上候者共一同此方へ引返し
今夜の来客は或は前日に越ゆ
るかと思わるヽ程非常に夥しく
有之共且つ五日(せきのと)の祝
の際も舟津辺よりの来客殊
に毎々皆々胸襟を披ひて語り
飲み歌ひ舞ひ十二分の快
を尽くして散せしを同夜午前
一時頃に有之異口同音ハ御在
京御留守中に乍恐同胞会を
春天ならしめ来春御帰国の
際は奉迎人の数を一層多
からしめんとの言を放ち帰途
に就き申候別紙書面を
一叶六日山崎真里氏より品物
添*ニ而*送り来り候ニ付御電
覧に供し候右不為敢御報
壱礼筆多々如斯ニ御申上候
恐惶頓首

十一月八日

秀次拝

従五位様閣下
侍史

最終更新日 / last updated date
2020-03-27

引用の際には以下の情報を参考にご利用ください。

『原忠順宛秀次書簡』原忠順文庫HA090(琉球大学附属図書館所蔵), https://shimuchi.lib.u-ryukyu.ac.jp/collection/hara_tadayuki/ha09001